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斉藤道俊 長谷川 亮 山口耕司 石王大樹 増本梨奈 郷田真樹

丸谷誠

ごあいさつ

福岡県で20年ほど弁護士をしていましたが、令和2年に初めて北海道を訪れたところ、自然や地域の皆様の人柄に感動をし、令和3年4月に十勝地方の奥地に転居をしました。そのために弁護士登録をいったん抹消しました。

当初、1年後に福岡に戻る予定だったのですが、十勝を離れがたく、十勝において何か自分にもできることがないかと考えるようにもなり、北海道の皆様や前事務所の協力をいただき、斉藤法律事務所において、あらためて弁護士としての業務を再開することができました。

北海道に来る前

以前の所属事務所は、福岡市(福岡県)にある女性協同法律事務所という、平成元年(私が弁護士になるよりも前)に、福岡セクハラ訴訟(日本で初めて、セクシュアルハラスメントについて使用者の責任を認めた訴訟)などを担当したところです。

そのため、町の弁護士として、民事・刑事・家事事件など全般のご相談をいただくことはもちろんとして、事務所全体として、女性の権利に関する問題(DV・ストーカー・セクシュアルハラスメント・性暴力などの被害を受けた方の支援)に力をいれてきました。

また個人的には、医療事故調査、薬害C型肝炎訴訟、犯罪被害者支援、労働問題(過労死など)、SOGI*1を理由とした差別をなくす活動、「結婚の自由をすべての人に」九州訴訟(同性婚の法制化を求める訴訟)などに取り組んできました。

その過程において、予想外の辛い経験をして途方にくれてしまいながらも、また前をむいて歩きだしていく人間の力強さや、人々の権利獲得のための長い地道な活動を続けてきた諸先輩方から、多くのことを学ばせていただきました。

そのうちに私も、「社会的な地位・経済力にかかわりなく、もちろん人種・出身・性自認や性的指向等にもかかわりなく、誰であっても尊重され、その人らしく生きる権利がある」、「今ある権利は無数の草の根の人たちの地道な闘いのうえに獲得されたものであり、しっかりと護っていかないと簡単に奪われてしまう」という思いが強まり、それが仕事の原動力になってきた気がします。

*1 性的指向・性自認の頭文字をとった言葉。誰にでもそれぞれのSOGIのあるところ、そのあり方が少数である人々は性的マイノリティやLGBTQなどと表現されることもあります。

好きなこと

北海道が好きです。まだまだ、その厳しさを知らない初心者ですが、その素晴らしさを楽しみたいと思っています。

北海道の道の駅(令和4年末現在129箇所)を一周し、利尻島や礼文島も訪問しました。登山はあまり得意ではないのですが、旭岳に登り、トムラウシ山でテント泊もしてみました。

西日本育ちですので、未だに雪を見るたび大喜びをします(雪害でご苦労をしていらっしゃる方には申し訳ないです)。初めてスキーに挑戦をした日は、リフトから降りるなり転倒しました。スケートも、西日本と靴が違うこともあって、未だによちよち歩きです。ジュエリーアイスや流氷なども感動的でした。

弁護士業を休んでいる間は牧場の仕事をお手伝いもさせていただき、初めて知ることばかり驚きました。

まだまだ知らないことばかりの北海道の奥深さを、皆様からいろいろなことを教えていただきながら、これからも楽しみたいと思います。

  愛媛県生まれ
  愛媛大学法文学部卒業
  民間企業勤務
1998年 司法試験合格(平成10年)
  司法修習(53期・福岡県)
2000年 弁護士登録(平成12年・福岡県弁護士会)
2021年 北海道十勝地方へ転居のため弁護士登録抹消(令和3年)
2022年 釧路弁護士会にて再登録(令和4年)
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